製材工程
原木仕入れ
上村製材所の製品づくりは原木を見定めるところから始まります。原木の時点で状態の良し悪しを見極めることが重要です。
原木皮はぎ
より良い挽き肌に仕上げるためや節の具合を見極めるために皮を剥ぎます。一見単純な作業にも熟練の操作技術が必要です。
製材
送材車付帯鋸盤。通称〔台車〕。最初のノコ入れは、最終製品の品質まで左右する重要な工程。節の位置や年輪の状態などを見極めながら製材していきます。
乾燥
どのくらい水分を含むかによって、歪みやねじれなど狂いが生じるため、しっかりと乾燥します。木本来の良さを保つため、低い温度でじっくり時間をかけて乾燥します。
挽き直し
乾燥によって生じた歪みやねじれを修正挽きし製品規格の幅に揃えます。
横切り
節の具合や木目を見極めて、製品規格に応じて製品を一定の長さに切りそろえます。
磨き
研磨用ブラシで板材表面を加工します。わずかに残る製材跡を無くし、見た目も美しく優しい感触に仕上げます。
出荷
ていねいに仕上げられた製品ひとつひとつにスタンプを施し出荷となります。